☁️ くもをもくもくまなぶ

クラウドコンピューティングサービスの学んだことを中心につらつらと書いています

JAWS-UG佐賀 3年ぶり!re:Bootするよ! に参加してきた

イベント

キックオフ

12/26 から始まりました。

AWS Startup Communityなどはすでにフォーマットがある程度固まっている中で、

福岡会場の複数人運営メンバの一人で動いているので、地域支部で少人数(2名)体制で動くのは初めてです。

※ 懇親会で「しばおさん、いつから運営なんですか?」というお声頂いたので明記すると2ヶ月前からですw

佐賀では題名にある通り、久しぶりの開催になります。

そもそも、

  • 以前参加されていた佐賀の人は今回も参加してくれるのか
  • 新たに参加してくれる佐賀の人はいるのか
    • 知っているところにアプローチして、新たな参加できる人にリーチできるか

ということを前提に、

  • イベントの内容
    • ハンズオンコンテンツを入れるのか
      • ハンズオンをするのであれば、何をするのか
      • 講師は自分たちでするかどうするか
    • LTは実施
  • 会場はどこで実施するのか
    • 参加人数はどのくらいを想定するか、スケールアウトできるか
  • 懇親会は実施するか(COVID-19も第5類へ移行するとはいえ参加に懸念を抱く人がいるのは仕方ない)
    • 実施するなら、どのくらいを想定とするか

といったことを軸にはじめていきました。

特に運営の人数が少ないことがあるので、早めに潰しておくべき課題(会場問題)を優先度高くはじめました。

元々運営の杉山さんが、早い段階で沼口さんを始め、吉江さんや山下さんへアプローチしていたおかげもあり、

セッションやハンズオンの流れが概ね方向性として決まり、九州各地の方々も来るだろうということで、

20名(ここ大事)に参加者が集まればいいなと考えていました。これが後々大誤算に繋がるわけです。

イベント会場の選定

会場はいうと、以下のように年末年始でピックアップして、

年始からコンタクトをしてみましたが、ことごとくNGが続きました。

https://www.notion.so/midnight480/2e15ad4754074f22bd61d3af5792a850?v=d723a24f383e435d8071122a3fceace0&pvs=4

他にもいくつか施設情報もいただきつつ、

結果的には、佐賀市が運営を委託しているメートプラザ佐賀での開催に着地しました。

こちらの施設の教養文化室(畳部屋)が以下の価格になることで、

参加費が大きく跳ね上がることもなく、開催をすることができました。

元々午前は確保していなかったのですが、後述する想定を超える参加者数を踏まえて、

午前も確保しました。

午前(09-12) ¥1,900
午後(13-17) ¥2,620
プロジェクター(午後) ¥570
スクリーン(午後) ¥690
ワイヤレスマイク(午後) ¥510

今回は登録までがやっとで、支援までは手続きが間に合わなかったのですが、

佐賀は県が推進するコミュニティ支援制度があります。

▼コミュニティイベントへの資金支援

 1団体あたり上限143,000円(税込)

 ※佐賀県内で開催されるITコミュニティイベントに限る

【対象経費】

 • 会場費用、機材レンタル費用

  ※会場借料、物品等使用料、器具機械借料、駐車料等

 • 外部講師謝金

  ※外部より招いた講師に対する報酬及び謝金

• 有料ツール(請求書払いが可能なものに限る)使用料

 ※ツールの契約期間についてはお問い合わせください

など

今後はこちらの支援制度を活用させていただいて、

オフラインイベントも継続して開催できるように計画できればと思います。

ハンズオンテーマ

佐賀で開催した場合に、現地の方がどういった属性(Web系のフロントエンドなのか、バックエンドごりごりなのか、オンプレミスのインフラエンジニアなのか)などが全然読めず…

普段からAWSを使っている方なのかどうかも読めず…

結果、ちょうどBuilders.flashに上がっていた位置情報サービス(Amazon Location)がいいんじゃない?という流れでテーマを決めました。

イベントページの公開

ここまででだいたいおおよその会場と流れが整理できたので、早めにDoorkeeperでページを開き、

参加者の属性を見るようにしました。

ここでも誤算があり、セッション枠はいいとしてLT枠すらも県外から参加する人が速攻で埋めるという異常事態にw(👮🚨)

ということで、急遽タイムラインを見直して、佐賀県人LT枠を捻出することにしました。

一安心しているのもつかの間、事前にお声がけしていた方以外にも関東・関西から参加表明があり、

「声かけていないよね?なんで、佐賀に来れるの?嬉しいけど、怖い」という状態でした。

ロマンシング佐賀

佐賀では、ロマンシング サ・ガに掛けて毎年イベントをしています。

世の中にはファンもいることから、IT業界のファンを連れ込む名目として勝手に利用させていただきました。

佐賀県人へのアプローチ

この時点で、21名と当初の見込み人数を越えているものの大半が佐賀以外の九州各地から参加する方が中心で、

関東・関西から来ていただく方が次となり、佐賀の方がほとんどいないという状態でした。

そこで佐賀県人のツテをたどることで、このイベントがなかなか最近類を見ないイベントになっていきます

佐賀のプログラミング塾などの参加者にもSlack(1,000アカウント程度?)に流していただきました。

結果、それにより佐賀県人の方の申込みにブーストがかかり、一気に30名を越えて40名弱に…

サウナーの聖地巡礼

佐賀にも聖地があるのですが、2022年12月31日に火災が起きたことで、

聖地巡礼もあるので、その影響か?とも一瞬だけ想像しました。

懇親会の調整

これもまたこの時点で人数の想定が難しくもなったことで、混沌としてきます。

結果的には、わんで調整をしていきました

当日は盛り上がって懇親会LTができなかったものの(尾谷さん、こーめいさん、ごめんなさいmm)、

次そういったことをやることがあれば、わんの1階上にあるとも蔵には、スクリーンとマイクが常設されているので利用したいですね。

検討中の段階で問い合わせたんですが、なんと12月の時点で2月25日の利用申込みをされている団体さんがいらっしゃってNGでした。

懇親会の人数調整

お店とは何度電話で会話したことか…

週末ということもありコースで申込みましたが、

店からすれば発注する材料に影響するので早く確定したい、

こちらもできれば早く確定したいが、参加者の意向もあるので難しい。。

イベント参加の常連はきっぱり参加する、しないが分かれるのですが、

初めて参加する人は当日の状況で変わることが想像できたので、

予めすぱっと決められないだろうというところは想像していました。

レンタルWi-Fiの検討へ

当初は参加者を想像しながら、施設のWi-Fiがどの程度使い物になるのか読めなかったこともあり、

自身のネット機器を持ち込んでテザリングなどを案内していたのですが、

別途用意したほうがよいかという話になり、ホームルータータイプのものを用意しました。

私は事前に佐賀駅周辺のホテルに宿泊する予定でしたので、

ホテル近くのコンビニで受け取れるようにして申込みました。

発払いですが、伝票は同封されているので、

送り返すときはホテルで返却の送付手続きをしました。

当日の資料とアンケートなどの準備

ベースとなる資料を作成しつつ、それから用途別にカスタマイズしたり、

イベントのアンケートを作成しました。

https://forms.gle/VXWm4BVfBKqjSWFS9

(2023-02-27追記)

佐賀県人LT1、佐賀県人LT2の感想を記載いただく項目がないことを

集計の整理をしている中で気づきました。。

イベント当日

準備編

座席配置

前方に佐賀県人の方を優先に、九州外の方、九州の方という配置にしました

また佐賀県人の方の席には、JAWS DAYS 2022でも配布されたノベルティ関連を設置しました。

私も福岡サテライト会場で見て感じたのですが、特定の席に置いて「自由に取っていって」形式だと、

初めてイベント参加する大半の人は謙遜してあまり持っていかないので、

私の方でステッカーやクリアファイルなどを1席1席ばらして設置させていただきました。

在庫状況によるため人によっては貰えるものにばらつきがありますが、

置いてあるものは持って帰らざるをえない考えになるので、やってよかったかなとは思います。

Twitter

参加頂いた方がかなりTweetしていただいて、2つになりました。

懇親会

1次会

2次会

あれ…写真がないぞ…?

3次会

まとめ

ご参加頂いたみなさん、ありがとうございましたー!

AWSのアップデートを話していただいた堀さん、ありがとうございました。

ハンズオンの事前準備から講師まで快諾頂いた山下さんありがとうございました。

また、セッションを頂いた吉江さん、沼口さんありがとうございました。

LTを実施頂いた、清家さん、鈴木さん、阿部さん、平野さんもありがとうございました。

佐賀県人LTで急遽入っていただいた武松さん、都留さんもありがとうございました。

そして、受付で自分が集金であわあわしているところを急遽お手伝い頂いた内村さんありがとうございました。

そしてそして、私は福岡在住ということもあり、現地の手続きや印刷、小物の準備含めて実施頂いた、

杉山さんありがとうございました。

初めてのしっかりした運営だったので、いろいろ至らないところもありましたが、

なんとかみなさんによってイベントを無事に終了することができました。

次回のイベント予定

他のかたのブログ等

ハンズオン

■ワークショップURL

■ハンズオンの参考資料その1

Amazon Location Service入門ワークショップの前提環境準備 - ヤマムギ
Amazon Location Service入門ワークショップの前提環境を構築しました。 Cloud9環境を構築して、Githubリポジトリのクローン、jqツールのインストール、AWS CLIのアップグレード、前提条件パッケージのインストールをしました。 ここから、Amazon Location Serviceのリソース作成です。 CloudFormationテンプレートも用意されていましたが、あえて1つづつ用意されたコマンドで作成しました。 関連記事 Amazon Location Service入門ワークショップ-マップの操作 Amazon Location Service入門ワークショップ-ジオコーディング Amazon Location Service入門ワークショップ-ルート計算 Amazon Location Service入門ワークショップ-トラッカー Amazon Location Service入門ワークショップ-ジオフェンス マップの作成 aws location create-map --configuration Style=VectorEsriStreets --map-name WorkshopMap --pricing-plan RequestBasedUsage マップが作成されました。 プレースインデックスの作成 aws location create-place-index --data-source Esri --index-name WorkshopIndex --pricing-plan RequestBasedUsage プレースインデックスが作成されました。 ルート計算リソースの作成 aws location create-route-calculator --calculator-name WorkshopRoutes --pricing-plan RequestBasedUsage --data-source Esri ルート計算リソースが作成されました。 ジオフェンスコレクションの作成 aws location create-geofence-collection --collection-name WorkshopCollection --pricing-plan RequestBasedUsage ジオフェンスコレクションができました。 ジオフェンスコレクションは一定の範囲内の出入りをイベントとして扱いますので、EventBridgeルールが必要です。 aws events put-rule --name
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■ハンズオンの参考資料その2

■ハンズオンの参考資料その3

■ハンズオンの参考資料その4

■ハンズオンの参考資料その5

■ハンズオンの参考資料その6

「JAWS-UG佐賀 3年ぶり!re:Bootするよ!」に参加しました - ヤマムギ
全員自己紹介からスタートしました。 さくさくっとマイクをまわしてなんと10分まきで終わっちゃいました。 すごい。 大阪だったらみんな話しすぎておしてしまいそうなのに、みなさんすごい。 よりすぐり!注目のAWSサービスアップデート AWSJ堀 竜慈さん AWSJ堀さんから、おもにre:Invent2022で発表されたアップデートを中心に紹介されていました。 AWS Clean Roomsの例として、顧客データなど機密データを関連会社に安全に共有するためのサービス、というのがよくわかりました。 Amazon Security LakeとAWS Security Hubについて質問させていただきました。 堀さんと参加されていた皆さんからも回答いただきまして、Security Lakeはセキュリティログの分析、Security Hubはモニタリングダッシュボードという役割の違いが明確になりました。 新しいサービスって最初はコンセプトを理解するまで時間がかかったりするのですが、こうやってサマリーレベルで何度か教えていただくことで、徐々に理解できてありがたかったです。 Amazon Location Service入門ハンズオン Amazon Location Service入門ワークショップをみなさんでわいわいやってみました。 一応先にやっておこうと思いまして、ひととおりやった記録は別記事で書いてますので内容を見ていただく際はこちらを見てください。 Amazon Location Service入門ワークショップ-マップの操作 Amazon Location Service入門ワークショップ-ジオコーディング Amazon Location Service入門ワークショップ-ルート計算 Amazon Location Service入門ワークショップ-トラッカー Amazon Location Service入門ワークショップ-ジオフェンス 手順も多いのでハンズオン時間確保をと思い、最初の説明は短めにしました。 ただ、いきなりLocation Serviceに入っていっても「これはなんだったんだろう?」ってなったらもったいないので、サービスの位置づけ、AWSはLocation Serviceで何を提供しているのか、という点だけはAWSの全体像から説明しました。 継続的コミュニティマネジメントとアウトプット 吉江 瞬さん(@Typhon666_death) 吉江さんから、コミュニティに関わっていくうえで大切にしてきたことを発表されていました。 「意味のある価値を生み出す中心(になりたい)」が最初2015年の参加理由から、自分の存在意義を考えるようになってきた。 その意義を多方向から自己分析して発表されてました。 JAWS DAYS 2019とか思い出しますね。 また、あの走り回る疲労感を味わいたいですね。 JAWS-UGとAWSグローバルコミュニティプログラムのご紹介 沼口 繁さん(@numaguchi) 吉江さんに10分削られた沼口さん。 各支部の紹介。 今朝鹿児島支部が閉じたらしい。 なぜJAWS-UGに参加するのかとChatGPTに聞いてみたらまともな回答が返ってきた。 LTコーナー AWS App Runner超概説 清家さん(@seike460) App Runnerの最近のアップデートと、シンプルなウォークスルーでphpinfoを試した結果を発表されてました。 僕とグレーシア 鈴木さん(@k_suzuki_pnx) Glacierとはまた渋い。 なぜオブジェクトをまとめて復元できないのか、というテーマで発表されてました。 調べ物してて写真取り忘れちゃいました。 まとめて復元はS3 Batchじゃだめでしたっけ? #jawsugsaga— 山下 光洋(YAMASHITA Mitsuhiro) (@yamamanx) February 25, 2023 鈴木さんとはこの件について隣の席に座ってたのでリアルにやりとり。 Sagaパターンのお話(すいませんタイトル聞き損ねました) 阿部さん(@east_takumi) かつての佐賀パターンw ちなんで、Sagaパターンについて発表されてました。 Sagaパターンは長期生存トランザクションを実現する設計パターン。 マイクロサービスアーキテクチャにおいて一部失敗が発生した際に、保障トランザクションによって調整する。 AWSではStep FunctionsでSagaパターンを実現できる。 地方における勉強会コミュニティ 平野さん(@fm609hr) JAWS-UGおおいたは2013年からスタートしたそうです。 県外に行ってもコアメンバーでいてもらおうとして、JAWS-UGおおいた福岡支部が爆誕したw コミュニティをどう使うかという目線ですごく具体的なお話をされてました。 地に足のついたコミュニティメリットのお話いいですね。 AWSに触れて実感できたチャンスと夢 武松 道生さん 介護ケアマネージャをされている武松さん。 デスクワークをExcel関数などで利便性を感じているが、それを紙で印刷しないといけないのに非効率を感じている。 本を読んで感銘を受けて、G検定、Python、Alexaなどなど様々なことをかじってみられた。 ほとんど無料でできることに驚かれた。 そしてAWSは固定費じゃなく流動費で利用できて、これまで大企業にしかできなかったことが個人レベルで実現できる。 専門家ではないからと1つのことししか知らないとしていれば気づけない。 でも少し知ることでさまざまな可能性につながることを知られて、π型人間でやろうとなった。 そして、ラズパイを使って熱中症対策のプロトタイピングなどを考慮された。 そして、さらにコーディングやデータベースなどもっと得ないといけない必要な技術を知られた。 今はその課題に向かっている。 でも、AWSを使えば従量課金で試しながら勉強できることを知られた。 感動しました。 もっともっと技術を届けたいです。 佐賀に戻ってきました Toshiya TSURUさん(@turutosiya) レンタルサーバー環境や、(S)FTP(S)などもある環境を少しづつ改善しておられる。 Mobile Hubで作られたアプリがあるのでどうするか考慮されてる。 Mobile Hub→Amplify こちらでどうでしょう。
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