☁️くもをもくもくまなぶ

クラウドコンピューティングサービスの学んだことを中心につらつらと書いています

JAWS Pankration 2024 に運営で参加してきた

Eventについて

JAWS-UG(AWS User Group – Japan)が運営する日本時間の2024年8月24日12時から2024年8月25日12時までに行われた24時間オンライン配信し、登壇者は世界中から募集を掛けて登壇いただくので日本人だけではありません。

今回のイベントページはこちらです。

JAWS-UGとしては大規模なオンライン配信やオンラインコミュニケーション企画はいくつか実績があります。(私はいずれの運営にも関わりがありません)

私はオフラインイベントが主でJAWS Festa 2023の運営と、JAWS DAYS 2024の当日スタッフを経験した程度です。

JAWS-UGについて

詳しくは以下のホームページを見ていただきたいのですが、

JAWS-UGは、組織全体で見たら大規模であることは間違いありません。

一方で、日本の各地域で活動している地方支部、テーマごとに活動している専門支部と分かれています。
それによって普段はそれぞれの支部でいわゆるマイクロサービスアーキテクチャのように活動しているものの、そのような方々が一同に集まると、ものすごい爆発力があると思っています。

AWS公認のコミュニティは、JAWS-UGの他にスタートアップ企業が参加者の多くを占めるAWS Startup Communityや、Web・モバイルサービスのAmplifyの開発者、利用者、関心がある方が集まるAmplify Japan User Groupがあります。

私も普段は、JAWS-UGの地方支部の一つである佐賀とAWS Startup Community の地方開催時のAWS Startup Meetup 福岡の開催をする際は運営に入っています。

配信基盤

オンライン配信基盤を作っている精鋭たちはここから見ることが出来ます。

X Posts

当日の様子(一端程度ですが)はここから見ることが出来ると思います。

動画

セッション開始直前

その他、当日までにアップロードされているショート動画などを含めた動画はこちらから確認できます。

どのようなタイミングで入ったのか?

たしかAWS Summit 2023 Day0で、アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉にて、

JAWS-UGの関係中心に懇親会があり、そのとき実行委員長の吉江さんからお話しいただき、

参画しました。

断る理由もないですし、何事もタイミングだったなと今さらながらに思います。

(AWS Summit 2023現地に行かなかったら、前日入りしなかったら、懇親会行かなかったら、懇親会の別のグループのところに行っていたら、などなど)

何していたのか?

LinkedInで繋がってくれているAWS Community BuilderにDM爆弾(笑)、個別にDMを大量に送付しました。

その次に、セッション情報の整理、Swagの発送情報整理、当日のZoom入退出管理、

当日の途中までセッション情報を流すXのセッション情報整理、アンケート作成などをしていました。

つまり、Webサイトから配信基盤などAWSでの技術的なことはスキルがなくともできる内容です。

(できるに越したことはないですが、これだけのイベントなのに私が携わっていることだけだと、運営参加のハードルが低く感じませんか?誰かの後押しになればと)

どのような人が登壇していたのか?

前半はこちらの動画で紹介しています。

後半はこちらの動画で紹介しています。

これらの前後半の動画、初めて見たときはめちゃめちゃかっこよかったです。

どこかの業者が作成したものと変わらない印象を受けました。

今回の登壇者には条件があり、「AWSから何かしらの表彰、認定を受けている人あるいは社員」に限られていました。

この”何かしら”というのも幅は広く、AWSグローバルで見ればAWS HeroやAWS Community Builders、AWS Cloud Clubs Captainがあります。(私もAWS Community Builderには入っています)

その他にもAWS Authorized Instructorsも挙げられます。

一方、APN(AWS Partner Network)というAWSのパートナー制度へ所属している企業が参画している際に、表彰されている方も対象に含まれています。

日本では、AWS AmbassadorsやAWS Top EngineerやAll Certifications Engineerなどで知られているかと思います。

ツール類

AWS以外では以下のツール(特にVoice-Ping)の活用しています。

このVoice-Pingで登壇者の待受、Ask The Speackerの用途で利用しました。

こちらのサービスでは、会議室に入ると話者の言語をインプットして、
聴講者の言語に選択を変更すると、リアルタイムでチャット欄に翻訳字幕が表示されます。

そのことによって、登壇者とのコミュニケーションに利用しました。

以下は、登壇者の配信基盤として、Zoomの動画をキャプチャしながら、OBS Studioで配信していったものになります。
OBS Studioでシーン定義し、切替時のオペレーションが簡素化されてとても安心できました。

どのような事を学べたのか

個人の見える範囲だと次の点は大きかったです。

イベントの運営

言わずもがな。

それぞれがイベントの運営経験値が高い方ばかりなので、

イベントの外枠を埋めて進めていく過程から当日の進め方までは中の人でないと得られない経験だと思います。

また、企業主催のイベントではないので、裁量大きく携わることができるのもコミュニティイベントならではないかと思います。

配信基盤の構築もそう、オペレーションの設計もそう(トークスクリプト含む)、

それぞれがナレッジを持ち寄られるので、なんか自分のレベルが上がったように感じてしまいます。

ただし、それらはアウトプットしないと自分の血肉にはならないので、

普段から関わりのあるコミュニティを通じて出していくことが必要です。

海外の登壇者を求めるときはDMが強かった

もちろんタイムラインに流すことは行っていましたが、

私自身は拡散力ないのは把握しているので、

その中で芳しくないときにどうアプローチするとよいか考えました。

オフラインでの海外の方々との交流もないので、

結果的には、DMによる一人ひとりへ送りました。

そうすると「このイベントをシェアしてくれてありがとう」と返ってきたりしたので、

このようにまとめました。

世界の方へ連絡の大変さ1

今回はバングラデシュからMd. Mostafa Al Mahmudが登壇いただいたのですが、

登壇確定後にSwagを送るための情報収集をする案内をしても反応がないので、

改めて本人へDMで聞いたりしても数日反応がなく何が起きているのかわかりませんでした。

ニュースではバングラデシュで暴動が起きていたことは把握していたものの、

そこに絡んでいるのかどうかもこちらではわからない状況でした。

後日、本人から「国内のインターネット接続が5日間政府で停められていた」との連絡があり、

応答がなかった理由もろもろが掴むことができました。

とはいえ、政府レベルでの措置なので、当日を迎えるまでは何がおきるかわからない状況でした。

(何もなくてホッとしています)

世界の方へ連絡の大変さ2

ではSwag情報が揃えば、それでいいのか?というとそうでもなく、

送付先の国によってはパスポート番号が事前に必要とか、

グローバルならではの事情が当時は関わっていなかった3年前の

JAWS Pankration 2021から変わっていたようです。

世界の方へ連絡の大変さ3

ではそのような追加情報をもらったからいいのか?というとそうでもなく、

入力された情報自体の誤りが含まれている場合があります。

今回は、発送システムに入力する際に電話番号の桁数落ちとか、

見える形での誤りでしたので再度確認することで事なきを得ました。

意外といけた24時間

最近は、昔ほど激しいリズムの生活を送っていなかったのですが、

途中から感覚を取り戻したように24時間ほとんど寝ずに行けました。

もちろん人としては休むこと、寝ることは大事です。

実際にメンバの数人は途中でホテルに戻るなり適宜休んでいます。

自分も朝の5−7時が結構来るかなと思ったらそうでもなく、

残り4時間を切ったぐらいから、数度記憶が飛んでいるので、

無意識的に落ちたんだと思います。

さいごに

これだけは言わないとダメです。

Jones、本当にごめんなさい。

残り1分が伝えられず、

時間をオーバーして途中で切る形になりました。

一番大きな反省点です。

では、改めて。

私ができたことはおそらくほとんどの方ができることです。

だからこそ、タイミングは大事だと思いました。

また自分が普段関わっているJAWS-UG佐賀では、

毎回アンケートから次の改善にしているように、

コミュニティイベントだからこそ、

「やってみる」ことに対するハードルが低いと思います。

「いいぞ、もっとやれ」になるかどうかはこの「やってみる」ことがないと、

出てこないことなので、もし迷っている人がいれば、

背中を押す何かになればいいなと思います。

アンケートは期限を長くとっても仕方ないかなと思いましたので、

72時間後を目安に締切を設定しています。

項目、記入内容が多く大変だとは思いますが、

運営のモチベーションにも繋がり、

振り返りイベントまでには反応を見たいので、

ぜひご協力をお願いします。

・ 2024-08-28 07:59(UTC-7:00) PDT

・ 2024-08-28 14:59(UTC+0:00)

・ 2024-08-28 23:59(UTC+9:00) JST

登壇者向けアンケートはこちら👇

参加者向けアンケートはこちら👇

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p.s

いくつかコメントで、「”来年の” JAWS Pankration では…」とあるけど…”来年”とは…(ry